歯の外傷
歯の外傷
転んだりぶつかったりしたとき等に、歯に強い力が加わると次のような事がおこります。
① 歯がかけた、折れた。(歯の破折)
② 歯がぐらぐらしている。(動揺・亜脱臼)
③ 歯が抜けてしまった。(完全脱臼)
④ 歯が歯ぐきにめりこんだ。(埋入)
⑤ 歯が変色してきた。(変色歯)
歯の外傷を受けやすい年齢はありますか?
小さなお子さんの遊びが活発化する1~2歳時期と7~8歳の学童期に多発する傾向があります。転倒・転落・衝突・くわえ歩きなどしないように注意が必要です。
痛みがないのですが、歯科を受診した方がいいですか?
歯の外傷は歯の神経が死んだり、歯の根っこにヒビが入ることもありますので、歯科を受診してレントゲン写真で確認してもらった方が良いと思います。歯の色が変わったりすることもありますので、定期的な経過観察が必要です。
ぶつかって、歯が抜けてしまいました。どうすれば良いですか?
① 歯についた汚れを歯の頭(歯冠)の部分を持ち、根っこの部分は触らず、水でさっと優しく洗う。水は、タオル・ティッシュペーパーなどでふきとらない。
② 学校であれば保健室に「歯牙保存液」がありますので、「歯牙保存液」(もし、「歯牙保存液」が近くに無い場合は、牛乳・生理食塩水など)に浸けてできるだけはやく、歯科医院を受診しましょう。
② 学校であれば保健室に「歯牙保存液」がありますので、「歯牙保存液」(もし、「歯牙保存液」が近くに無い場合は、牛乳・生理食塩水など)に浸けてできるだけはやく、歯科医院を受診しましょう。